活動の重要性とは?
広報や広告費にかける経費の割合が限られる場合、PR会社との契約は、中小規模の企業からすると、その固定費がコスト的に高いと考えられる場合もあるでしょう。
しかし、その費用対効果は数字としてはじき出せない部分があります。広報活動は費用対効果が数字として出る広告とは違い、製品やサービスの認知度、ブランドエクイティ【brand equity:ブランドがもつ資産的価値。企業のマーケティングや広告活動などを通じて消費者に意識される無形の価値をいう。】等、製品や企業に絶対的に必要な「目に見えない効果」がPRにはあります。
さらに、PRの部分は、まだ人のネットワークによるものが大きく、リリースも、ただFAXで流されてきたものを記者が取り上げることは難しいのも事実です。
しかしその一方で、情報は常に発信していかないと、製品やサービスの認知度・ブランドは確立できません。
そのため広告費にかける経費に比べ低コストで契約できるPR会社に広報活動の殆どを任せ、リリースの企画制作から送付、フォロー等、非常にきめ細やかな対応を任せているケースも多くあります。
なぜパブリシティが有効手段か
あまりお金をかけず(安価に)、自社製品などをできるだけ広く宣伝したい場合、広告と比較すると
・広告 / 1掲載につき媒体料金+広告制作費が必要・広告飛ばしで見られる可能性あり
・パブ / 複数媒体+媒体料も制作費も不要・記事中での掲載のため見られる確率が高い